治療
上顎洞がんでは、手術や放射線治療、化学療法などを用いて治療が行われます。
治療では、がんの完全消失を目指しますが、上顎洞がんが生じる部位は、空気の通り道や眼球、脳神経などの近傍であるため、手術の際には特に機能面の喪失を最小限にすることに留意する必要があります。
また、美容面にも大きな支障をきたす可能性があります。そのため、機能面や美容面への障害を最小限にするために、放射線療法や化学療法を手術前に行い、腫瘍を小さくすることがあります。
上顎洞がんは副鼻腔炎のような症状ではじまることもありますが、気になる症状がある際には、放置せず早期に受診を検討することが大切です。
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