ぜんとうそくとうがたにんちしょう

前頭側頭型認知症

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症状

前頭側頭型認知症では、認知症で見られることの多い「物忘れ」症状はそれほど強くありません。そのかわり、前頭葉と側頭葉が障害を受けることを反映して、感情のコントロールや状況に応じた理性的な行動が出来なくなりますし、言語理解・記憶・嗅覚や聴覚などの機能低下を示すようになります。

理性がきかなくなることと関連して、社会性の低下が見られます。具体的な症状としては、自分勝手な行動を来すようになり、万引きや無銭飲食をしたりします。また派手な買い物をするようになったり、それまでの人と全く変わってしまったような人格変容を見たりすることもあります。人に暴力を振るうこともあります。

前頭側頭型認知症では、常同行動と呼ばれる行動をとることも特徴です。常同行動とは、いつも同じ時間で同じ道順で歩く、同じ行動を毎日繰り返すなどのことです。 言語に関連した障害も前頭側頭型認知症では見るようになります。場に関係のない発現をしたり、相手の言葉をおうむ返ししたり、単語の理解が低下するようになります。

また相手がどのように感じているかを理解できず、感情鈍麻と呼ばれる症状を見ることもあります。最終的には寝たきりの状態となり、誤嚥性肺炎窒息を来すリスクが出てきます。 

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