症状
完全埋伏歯は無症状に経過するため、本人も気づかずX線撮影時にはじめて発見されることが多いですが、不完全埋伏歯は齲蝕(うしょく:虫歯)による歯髄炎や歯周組織の炎症をおこすことがあります。その他、埋伏歯により起こりうる続発症について以下に記載します。
- 埋伏歯の存在による正常歯の萌出障害
- 歯列不正
- 上行性歯髄炎
- 歯根膜炎
- 隣在歯の転位や歯根吸収
- 義歯装着による褥瘡性潰瘍の発症
- 当該歯や隣在歯の齲蝕
- 周囲粘膜、歯槽部、顎骨の慢性炎症
- 歯原生腫瘍
- 咬合関係の悪化
- 神経痛様疼痛
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