しんぞうしゅよう

心臓腫瘍

最終更新日:
2024年01月26日
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2024/01/26
更新しました
2017/04/25
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症状

心臓腫瘍では良性・悪性にかかわらず、腫瘍が心臓の内部を占拠することにより血流が悪くなり、めまいや息切れ、失神などの症状が現れることがあります。特に立っているときは重力によって腫瘍が引き込まれやすいため、症状が現れやすいといわれています。

また、左心房から左心室へ血流を送り逆流を防ぐ僧帽弁という器官に腫瘍が完全にはまり込んでしまうと、血流が遮断されることで突然死の原因になる可能性もあります。

そのほか、塞栓症と心不全にも注意が必要です。腫瘍の一部が壊れ、破片となって血液とともに流れていくと血管のどこかで脳梗塞(のうこうそく)心筋梗塞、肺塞栓、下肢急性動脈閉塞などの塞栓症を引き起こします。また、腫瘍が心臓内を占拠することによる血流障害に続発して、うっ血性心不全が引き起こされ、下肢浮腫、胸水や腹水の貯留が起こることもあります。

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