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肺がん

最終更新日:
2024年02月13日
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検査・診断

肺がんが疑われるときは次のような検査が行われます。

画像検査

肺がんが疑われるときは、実際に肺にがんがあるかどうか調べるために画像検査を行います。肺がんはX線にも描写されるので、肺がんが疑われたときに第一に行うのは簡便に実施できるX線写真撮影です。

そして、X線写真でがんが疑われる病変が確認された場合は、大きさや位置などをさらに詳しく調べるためのCT検査を行います。ただし、X線写真では小さながんを発見することはできません。早期発見を目指すためにはX線写真よりもCT検査のほうが優位であることが分かっています。そのため、人間ドックでは胸部CT検査が多く用いられています。

また他臓器への転移が疑われるときは、PETスキャン検査やMRIによる全身の検査が行われることもあります。

腫瘍マーカー検査

肺がんを発症すると特異的に体内で値が高くなる腫瘍マーカーの有無を調べるために、血液検査が行われます。なお、肺がんには組織の特徴によっていくつかのタイプがあり、増加する腫瘍マーカーはタイプによって異なります。そのため、肺がんの診断のためでだけではなく、治療方針決定のため肺がんのタイプを特定する際にも有用な検査です。

ただし、腫瘍マーカーが現れるのは主に進行したがんであり、早期のがんでは異常を発見できないことがあります。そのため、この検査は補助的な検査として用いられます。また、肺がんの発症に関与していると考えられる特定の遺伝子の有無を調べる血液検査が行われることもあります。

喀痰細胞診検査

痰を採取し、その中にがん細胞が含まれているか調べる検査です。主に喫煙習慣のある人を対象に行われます。肺がん検診で実施されることもあり、簡便に肺がんか否かの可能性を探るための検査となっています。

気管支鏡検査

気管支に内視鏡を挿入して内部の状態を詳しく調べる検査です。通常はCT検査などで腫瘍の位置を特定してから行います。

気管支鏡は病変部の一部の組織を採取することもできるため、顕微鏡で詳しく観察してがん細胞の有無を調べる病理検査を同時に行うことも可能です。また、採取した組織を元にがんの遺伝子検査を行うこともあります。

がん遺伝子検査

がんの組織を採取し、がん細胞にどのような遺伝子変異が生じているかを調べる検査をいいます。遺伝子変異が分かることによって、より効果のある治療薬を選択できる可能性があります。

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