症状
大動脈弁閉鎖不全症の典型的な症状は、動悸や息切れ、呼吸困難などの心不全症状ですが、これらは病状が進行してからはじめて認められる症状です。
大動脈弁閉鎖不全症は、初期は無症状でごく軽症の場合には、一生涯問題が起こらない場合もあります。病気が進行すると、動悸や階段・坂道昇降時の息切れ(労作時の息切れ)が出てきます。さらに進行すると、安静時の息切れ、夜間発作性呼吸困難(夜寝ている時に急に息切れが出ること)や起座呼吸(横になっただけで息苦しくなり、常に体を起こした姿勢をとらなければならなくなること)が出てきます。これは明らかな心不全症状で、入院による治療が必要になります。
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