こんちゅうあれるぎー

昆虫アレルギー

最終更新日:
2018年09月12日
Icon close
2018/09/12
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

概要

昆虫アレルギーとは、蜂や()、ゴキブリなどの昆虫を原因として生じるアレルギーのことを指します。昆虫に刺されたり、毛虫に触れたりすることで発症することがあります。喘息アレルギー性鼻炎の原因となることがあります。また、アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状を呈することもあるため、注意が必要です。

原因

昆虫アレルギーは、蜂や蚊などに刺されることで発症することがあり、ときにアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な状態が生じることもあります。

また、蛾やゴキブリなども昆虫アレルギーの原因となることがあります。ゴキブリは一年を通して活動しており、蛾は夏から秋にかけて増えます。これら昆虫の糞便や死骸に由来する物質を吸入することで、アレルギー症状が引き起こされることがあります。また、毛虫に触れることで発症する場合もあります。

症状

喘息アレルギー性鼻炎が引き起こされることがあります。アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状を呈することもあります。

たとえば、蜂に刺されると短時間のうちにじんましんや喘鳴(ぜんめい)(ゼーゼーという呼吸音)、息切れ、息苦しさ、吐き気や嘔吐など、全身性の症状が生じることがあります。血圧の低下や意識消失を起こすことがあり、最悪の場合亡くなることもあります。

また、ゴキブリや蛾などに由来する物質を吸い込むことで引き起こされる昆虫アレルギーも知られています。吸入された物質は、鼻や気管、気管支、肺などに取り込まれ、鼻水や鼻詰まり、咳、喘鳴などの症状が出現します。

検査・診断

昆虫アレルギーでは、症状の出現様式や虫との接触歴(たとえば蜂に刺されたなど)を確認することが重要です。昆虫に対するアレルギーが疑われる際には、血液検査によりIgEと呼ばれる物質を測定します。これにより、アレルギーの有無や程度を確認することができます。その他、スクラッチテストや皮内テストなどを行うこともあります。

治療

昆虫アレルギーによってアナフィラキシー反応が生じている場合には、緊急の対応が要求されます。この場合には、アドレナリンやステロイド、抗ヒスタミン薬などの投与が検討されます。再度同じ状況に陥ることが懸念される場合には、あらかじめ、注射薬の携帯を勧められることもあります。

アレルギー性鼻炎喘息を発症した場合には、抗アレルギー薬やステロイド、β2刺激薬などの薬剤が用いられることもあります。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「昆虫アレルギー」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

昆虫アレルギー

Icon unfold more