原因
急性硬膜下血腫発生の主な原因は、交通事故や高所からの転倒転落、スポーツによる頭部外傷、けんかで殴られるなどといった頭部への外力です。
高齢者にみられることが多い疾患ですが、なかには小児の発生例もあります。特に乳幼児の発症では、暴力的に揺さぶりを受けた際(揺さぶられっこ症候群)の一症状として、急性硬膜下血腫が起こることがあります。
急性硬膜下血腫の発症危険因子としては、そのほかアスピリンやワルファリンと呼ばれる、血液を固まりにくくする薬剤も挙げられます。こうした薬を内服している方が頭部外傷を受けると、軽微なものであっても、出血のリスクが通常よりは高くなります。
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