きゅうかくしょうがい

嗅覚障害

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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原因

におい成分は鼻から吸い込まれ嗅細胞に到達します。嗅細胞は嗅粘膜にあり、嗅神経につながります。そして、電気信号になり大脳前頭葉へと伝達され、「におい」として認識されます。嗅覚障害はこの「においの伝達経路」のどこかに障害が生じると発症します。三大発症原因は「慢性副鼻腔炎」「感冒」「頭部外傷」です。また、障害部位により「呼吸性」「嗅粘膜性」「嗅神経性」「中枢性」に分類されます。

呼吸性嗅覚障害

におい成分が鼻腔内で物理的に遮られてしまい、嗅粘膜に到達しない状態です。ポリープを伴う慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症などが原因となります。

嗅粘膜性嗅覚障害

鼻炎副鼻腔炎などにより嗅細胞の存在する粘膜が障害されることで生じます。

嗅神経性嗅覚傷害

感冒の原因となったウイルス感染や、テガフールやチアマゾールなどの薬剤によって嗅神経が障害されることで生じます。

中枢性嗅覚障害

頭部外傷、脳腫瘍脳梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病などの影響で中枢神経が障害されることで生じます。

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