治療
慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症など呼吸性嗅覚障害、脳梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病などによる中枢性嗅覚障害では各疾患の治療を行います。鼻炎や感冒後など器質的疾患がなく嗅粘膜・嗅神経が障害されている場合ステロイドホルモン剤の点鼻や内服、ビタミン製剤、漢方薬などを使用します。呼吸性嗅覚障害と比較すると治癒率は落ち、改善率は5割程度です。血清亜鉛が低下している場合は亜鉛製剤が有効な場合もあります。
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