検査・診断
感冒、副鼻腔炎、外傷の有無、既往歴、内服薬などを問診で確認します。呼吸性嗅覚障害以外は鼻内の形態に変化がありませんので問診は特に重要です。発症後の時間経過の確認も治療に関わるため大切です。
次に内視鏡で鼻内を観察し、ポリープなど物理的障害物の有無をみます。そして、基準嗅力検査や静脈性嗅覚検査で嗅覚評価をします。治療前後を比較することで治療効果を客観的に評価できます。CTやMRIといった画像検査は副鼻腔炎、脳腫瘍、脳梗塞などの鑑別に有用です。
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